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ガルパン最終章3話BD(ダイコン・ウォー)感想

待ちくたびれて待つのを辞めた頃に来ますね。

ガルパン最終章3話のBDがやってきました。

クリスマスの時期に発売とは粋なことをしてくれます。

朝目覚めた時に枕元にガルパンのBDが置いてあった時は全国の子供達もテンション爆上がりしたこと間違いないでしょう。

まぁ3話本編の感想みたいなのは上映当時に



に書いたのでこっちを見てください。

ちなみにこの記事についてなんですが、誤りがいくつかあります。



「クラーラが『抜けない!』って台詞を日本語で言ってて可愛い」みたいなこと書いてあるんけど見返したら普通にロシア語で言ってたっていうのが一番意味分からない間違いです。BDで差し替えられたのかなと思いましたが、出回っている生コマフィルムの当該画像にも「抜けない!」っていう日本語字幕がついているので最初からロシア語だったっぽいです。

俺の脳内で何があったんだ。

エリカが覚醒するシーンについて語ってる文章の「目覚めた」って表現の仕方も今見るとなんかニュアンス違うなーって感じです。元の戦闘スタイルに戻してるだけだしね。もうちょっと別の書き方すればよかったね。

まぁ過去の自分の駄文にケチつけるのは置いといて、今回はBD特典の「ダイコン・ウォー」についての駄文を書きます。

タイトルの告知は事前にありましたが、「ダイコン・ウォーってなんだ?」とクエスチョンマークが浮かんでいました。

観た後もクエスチョンマークしか出てこないんですけどね。

大洗って大根の栽培が盛んなんでしたっけ?

少なくとも大洗女子の学園艦では良い大根が採れるそうです。

サラっとググってみたら茨城県の大根の収穫量だか生産量は全国でも結構上位っぽいです(10位以内入るくらい)



※以下、ダイコン・ウォーのネタバレ注意※



開幕から5人とも乗馬した状態で登場するあんこうチーム。

この段階で若干意味が分からないんですが、これが今流行りのウマ娘ですか?

水島監督の「SHIROBAKO」というアニメで馬の脚の作画はカロリーが高く難しいことが語られていたんですが、初っ端から馬を5匹出してくるあたりスタッフのやりたい放題感があふれていますね。コンテ切ってる段階で「とにかく好き放題やったろ」っていう思惑が鉛筆に乗っていたんでしょう。多分。


基本的に万能の麻子は馬に乗るのも上手な様子。説明書を一読しただけで戦車の操縦もできるくらいだし、乗馬くらいはその場の感覚でやれちゃいそうですね。

天才は感覚派と相場は決まっているのだ。

高所恐怖症だと馬に乗った時の高さも無理って人もいるんですが、麻子は大丈夫なタイプみたいです。(実際乗馬してみると意外と高く感じます)

まぁ実際上に立つとそこそこ高く感じるⅣ号の上もピョンピョン移動して平気ですしね。分かりやすく高いところ以外平気なタイプっぽいですね。

この設定使われなさ過ぎてそもそも麻子って高所恐怖症っていう設定でいいんだよねって感じしますが。麻子の弱点設定ゴチャゴチャしててよく分からない問題は結構ある。


「麻子さん上手いですねえ」


優花里が麻子を麻子さんって呼んでました。

なんやかんやあんこうチームも出会ってから結構経ちますから、優花里と麻子の距離感も縮まったと考えるのが好意的解釈でしょうか。後述のことを考えると演出ミスって可能性もありそうですが…。


5人が何故こんなことをしているのかというと、どうやら農業科の代表者が長らく生徒会に出席していないため溜まったプリントを直接渡しに行くことになったそうです。

華さんも生徒会長になったからね。こういう雑務を裏では旧生徒会もやっていたんでしょう。主に柚子ちゃんと桃ちゃんが。


5人がやってきたのは農業科の実習区域

大洗女子に農業科があるっていうのは情報自体は前からあったと思いますが(農業科生徒の等身大パネルが大洗にありましたね)、映像の中でピックアップされるのは「スクールシップ・ウォー」以来か。

大洗女子学園には普通科(1~3)、船舶科、情報科、被服科、栄養科、工学科、水産科、農業科があるという設定でした。

そのうち他の学科もこうしてピックアップされるんでしょうかね。

ピックアップっていうか、今回は馬とか西部劇的なのが描けそうな学科っていうクッソ適当な理由で農業科が選出された感あります。馬とか西部劇的なのが描けそうな学科なんて本来無いんだけどね…


かなり広い畑があり…岩肌の山脈が背景に見えてます。馬に乗らないと移動が大変なほど広大みたいです。

ここ学園艦だよな…?

学園艦を俯瞰して観た図だとこんな壮大な大自然みたいなところ無かったような気がするが、学園艦は彼岸島みたいに徐々に広がっていく概念なんだろうね(適当)

でも授業の実習区域ってだけなら学園艦じゃなく本土に土地を確保してるって可能性も無くはないかな?昔のOVAで農業科が学園艦内で作業してる様子は屋内だったような気がするし。でもみほが「校内にこんなとこがあったなんてね~」って呑気に言ってるのでその可能性は薄いです。

この後のシーンで登場する背景見ると確実に学園艦に乗らない山とか谷があるからね…多分深く考えたら負けのやつなんだろう。

学園艦の設定ってわざわざOVAで学園艦の中を探索する様子を描く程度には美術設定凝ってるっぽいから、フィクションとリアルの線引きがよく分からん。

そもそも戦車道の練習してるシーンに登場する森や丘や吊り橋は学園艦の中ってことでいいんだっけ?


5人で馬を駆っていると第一村人発見。麦わら帽子にオーバーオールの褐色女子。

農業科の代表者の行方を尋ねます。


「ジェーンだったら悪党を追ってサボテンバレーのほうに行ったよ」


なにいってだこいつ

1行の台詞に複数のツッコミどころを詰め込むな。

とりあえず農業科の代表者はジェーンという名前だそうです。

サボテンバレーに向かう5人。

言うまでもありませんがサボテンバレーはサボテンが生えたバレーです。

そういうのがあるんだよ。分かるだろ?


何故かサボテンが生えているサボテンバレーなる地域に向かうと今度はポップコーンを喰っているアメリカの先住民みたいな女子が数名いました。

まぁ流石に日本の女子校の区画内に先住民が住んでるわけないんですけどね。


「ジェーン、さっきまでいた。世紀の大悪党、追っていった」

「農業科、嘘つかない」


やっぱ先住民じゃねえか。昔からサボテンをバックにカタコトをしゃべるやつは先住民って決まってるんだよ。

ここサンダースの学園艦じゃえねえのか。なんらかの理由でサンダース受験できなかったアメリカかぶれ共が悟りを開いてこうなったんじゃないか。

こういうネタはサンダースにあげなさい。サボテンの感じを見るとどっちかというとメキシコ説もあるけど後半は西部劇だからやっぱアメリカっぽいかな。

どうやら悪党ってのはマジで存在するようです。船舶科とはまた違った意味で治安が悪いみたいですね。一番おかしいのは大洗女子説が現実味を帯びてきました。


ここでようやく沙織が「世紀の大悪党!?」と驚いてますが、お前ら最初に会った子の台詞の「悪党」はスルーしてたやん…

いや、まぁ日本語の表現的には「世紀の大悪党 > 悪党」ではあるけどもそういう問題じゃない。


先住民曰くジェーンはキノコマウンテンなる場所へ向かったそうなので5人も向かいます。

今度はカウボーイのような服装でフライドチキンを喰ってる褐色女子に出会います。

この子は何もしゃべりませんでしたが、山のふもとのほうにある町を指し示しました。

また行き違いのようです。


仕方なく馬を走らせ町に向かう5人。

シナリオ開始時は日中でしたが、町につく頃にはもう夕方になっていました。

どんだけ広いんだこの実習区域…などと考えていたその時、町に銃声が響き渡る…

銃声の残響とともに視聴者は思ったことだろう。


俺は一体何を観ているんだ


このあとまた銃撃戦的なくだりがあるんですが、この先は自分の目で確かめてください。

まぁ購入者特典映像だしね。

最初は上手く乗馬できなかった沙織が最終的にすごい上手くなったっていう流れを大人の同人誌に活かしてくれる絵師が出てくるであろうってことだけは言える(探せばもうありそう)


今回のダイコン・ウォーですが、総括すると正直よく分かんねえって感じでした。

全体的にノリがちょっとしたボーボボだった。


もしかしてスタッフ疲れてんのかな…


この非現実感や支離滅裂な展開を鑑みて、ひねり出した個人的な考察はこうです。

これ沙織が見てる夢なんじゃねっていう。こういう意味分からない夢見ること結構あるよね。


今回は馬と西部劇という要素が出てきましたが、「SHIROBAKO」では馬が走る作画が重すぎるっていう展開が1クール目のラスト、木下監督(劇中のアニメ監督)が出版社に乗り込むときの西部劇風の演出が2クール目の終盤と、二つともかなり重要なシーンで使われた要素なので、個人的な趣味なんですかね。

西部劇の文法とか様式に詳しい映画好きの人は楽しめる感じなのかなって感じです。

そんなに既存設定の掘り下げに繋がる要素があるようには感じなかったんですが、そこらへんは今後の考察班にお任せします。

設定こじつけを一つだけ思い付きました。


ジェーン聖グロ内通者説

個人的にジェーンはサンダースではなく聖グロとつながりがあるという説が浮上してます。

後半にジェーンの「知り合いのデータによると、これからは大根が来るらしい」という台詞があります。「このデータによると」って言い回し、どっかで誰かが言ってるの聞いたことありませんか?

そう、アッサムです。

この「知り合い」というのがアッサムだと仮定すると、上手い具合に色々思うところが出てきます。


・聖グロはいつも大洗に関する情報をいち早くキャッチしている

大学選抜戦の応援要請の流れ、ダージリンが有能っていうところに注目しがちですが恐らく情報源は諜報部のアッサムからの報告です。戦車を回収してくれたサンダースは大洗の生徒会から要請があったと考えるのが妥当ですが、聖グロがその直後に急遽決定した大学選抜戦の情報を何の調査もなく知っていたのはいくらなんでも早すぎる。

聖グロくらいの規模の学校になれば他校に諜報部員か、もしくは情報源となる知り合いがいてもおかしくはないです。

桃ちゃんが留年決定した時も聖グロのリアクションが描かれていました。いつもいつも、何故聖グロは大洗女子の情報を正確にキャッチできるのか。


・アメリカ大陸はイギリスの植民地だった

この構図だとネイティブアメリカン風な農業科は裏で聖グロに管理されている生徒がいてもガルパン的にあんま違和感ない…のかな。


・ジェーンはみほの顔を知っていた。

もちろん学園艦の英雄なので知っていてもおかしくはありませんが、モブを含む船舶科の連中は全員みほを見ても何もリアクションなかったですし、パッと見てすぐ分かるって言うのはちょっと出来すぎな感じもします。


・ジェーンは戦車道をやる気はないが応援には来るらしい

ダイコン・ウォーは時系列不明ですが仮に継続戦終了後だとしたら、物語的に考えればこの後に残ってる大洗女子の試合って無限軌道杯の決勝戦しかないんですよね。

時系列が継続戦後だとしたら聖グロVS黒森峰も決着がついていて、聖グロが決勝進出を決めている可能性もあります。

大洗女子の決勝の相手が聖グロだとしたら、ジェーンは試合を見に行く理由が最初からあったわけです。


まぁこれは確実に深読みだと思いますが、ダイコン・ウォーによって決勝戦の伏線を張っていると考えるとわざわざこのタイミングでこの映像を作った意味も出てくると思いませんか。

まぁ適当に考えた説ですが、何よりこうでも考えないとこの映像意味が分からなすぎると思う


ガルパンのスタンスは基本的に音声でどうにでもなるキャラの掘り下げはドラマCD、ミリタリー要素やマニアックな趣味や拘りなどの動画でしか表現できないものはアニメで描く傾向がありますよね。特典映像で他校の絡みが観たいんですがそれは…という私の意見は虚空に消え行く運命…


今回のBDに情報が入ってましたが、4話は相変わらず鋭意制作中らしいです。


最終章3話ラスト → 4話 鋭意制作中(ドーン!)

最終章3話4DXラスト → 4話 鋭意制作中(ドーン!)

ガルパン重大発表スペシャル → 4話 鋭意制作中(ドーン!)

最終章3話BD → 4話 鋭意制作中(ドーン!)←new!


もう具体的な新情報ある時だけ言ってくれればいいよ。

今年でガルパンは10周年みたいなので、博覧会等の関連イベントに乗じて発表されるのを期待してます。してるからね!

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